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スポーツの日に考える──運動習慣と自己信頼が、日常と働き方を整える

2025/10/13

スポーツの日に考える──運動習慣と自己信頼が、日常と働き方を整える


スポーツの日に寄せて

10月13日は「スポーツの日」です。
スポーツや運動は、体力や健康のためだけでなく、メンタルヘルスや仕事の質にもつながると言われています。

私自身、研修や講演で「運動はセルフケアに欠かせない要素」とお伝えしてきました。
けれど正直なところ──ずっと実践できていませんでした。

「頭ではわかっているのに、行動に移せない」
これはきっと多くの方が感じていることだと思います。

運動を避けてきた過去

私は子どもの頃の手術や、大学時代の事故による肺の手術をきっかけに、「無理をしない方がいい」と体を守る生き方をしてきました。
ヨガやピラティスを始めても続かず、夜型の生活も重なって「運動は無理」と決めつけていました。

家族からも「あなたが運動するなんて天変地異レベル」と驚かれるほど、運動とは縁遠い存在だったのです。

小さな一歩から始まった変化

今年の9月。
「続けられるかどうか」よりも「とりあえず始めてみよう」と決めて、一歩を踏み出しました。

最初にしたのはランニングではなく、朝日を浴びること
神社参拝やカフェでコーヒーを買うことも組み合わせました。

走ることよりも、「気持ちよく一日を始められる時間」を楽しめたことが、自然に習慣を続けるきっかけになりました。

自己信頼のステップと運動習慣

この変化を振り返ると、まさに「自己信頼のプロセス」と同じ流れを歩んでいました。

自己信頼の5ステップ

  1. 気づく──体調や気分に小さく気づく
  2. 聴く──「できない自分」を否定せず、本音を聴く
  3. つながる──感情や体の感覚と繋がり直す
  4. 選ぶ──自分にとって大切な小さな一歩を選ぶ
  5. 信じる──「この自分で大丈夫」と信じて行動する

大事なのは、知識として知っていることを、生活に落とし込むこと
頭でわかっているだけでは変わりません。
実際に小さく試してみることで、自分への信頼が育っていきます。

改めて、ちょっとした運動習慣は
自分との対話を積み重ねることだと実感しました。
自己信頼を確実に積み上げていけるセルフケアに有効だと確信しています。

習慣がもたらした変化

小さな行動を積み重ねることで、日常や働き方に次のような変化がありました。

  • 疲れにくくなり、回復が早くなる
  • 出張先で街を歩くことで新しい発見が生まれる
  • 集中力が整い、アイデアがまとまりやすくなる
  • 朝から活動することで、仕事と生活のリズムが整う

運動は単なる健康習慣ではなく、心と働き方を整えるセルフケアでした。

まとめ:スポーツの日に伝えたいこと

「運動が大事」と知識ではわかっていても、実践に移せないことは誰にでもあります。
私自身もその一人でした。

でも、小さな一歩を通じて「できない」が「できた」に変わったとき、
自己信頼が育ち、仕事や暮らし全体が整っていきます。

スポーツの日をきっかけに、皆さんも「頭でわかっていること」を生活に落とし込む一歩を試してみませんか?

⭐️弊社の取り組み

株式会社リベラルマネジメントでは、この「自己信頼プロセス」を基盤に

  • メンタルヘルス支援研修
  • キャリアデザイン研修
  • 外部メンタリングサポート
  • MVV共創ワークショップ

などを行っています。
自己信頼を育てる習慣づくりが、個人と組織の土台を強くすると考えています。
⇩こちらのページもぜひ参考に
https://liberal-management.jp/#service

👉 note記事はこちら (⇩:noteバージョンもぜひご覧ください)
https://note.com/libe_mane/n/n6c2987c9f36a?sub_rt=share_pw